外壁塗装は、住まいの見た目を美しく保つだけでなく、建物を雨風や紫外線から守る大切な工事です。しかし、「思っていた仕上がりと違う…」「塗りムラが目立つ…」といった仕上がりに不満を感じるケースも少なくありません。
一度きりの大きな出費だからこそ、後悔したくないものです。この記事では、外壁塗装の仕上がりに不満を感じたときの具体的な対処法と、トラブルを未然に防ぐための業者選びのコツについてわかりやすく解説します。これから外壁塗装を考えている方、すでに施工後にモヤモヤを感じている方、どちらにも役立つ内容です。
1:仕上がりに不満を感じたら、まず確認すべき3つのポイント
外壁塗装が終わったあと、「なんだか色がイメージと違う」「塗りムラが目立つ」「細かいところが雑に見える」など、不満を感じる方は意外と多いです。以下の3つのポイントを確認してみましょう。
①契約内容と見積書の再確認
まず、以下を確認します。
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| 使用塗料 | 塗料の種類・色番号は契約どおりか? |
| 塗装回数 | 「3回塗り」など指定通りか? |
| 施工範囲 | 見積に書かれた場所がきちんと塗装されているか? |
契約内容と異なる仕上がりだった場合は、修正をお願いできる可能性があります。
②施工直後の見た目は要注意
塗装直後は完全に乾いていないため、
・色が濃く見える
・ムラがあるように見える
・光の加減で違って見える
などの現象が起きます。
晴れた日の午前・午後の両方で確認するのがおすすめです。
③写真で記録を残す
不満に思った箇所は、できるだけ早く写真で記録しておきましょう。業者に相談するときに「どの部分がどのように気になるのか」を具体的に伝えるためにも、写真があると非常に有効です。特に塗り残しや塗料の垂れ、ムラなどを証拠を残しておくこと業者にどこが不満なのか説明しやすくなります。
2:業者への伝え方とクレーム対応のコツ
仕上がりに不満があるとき、業者にそのまま気持ちをぶつけてしまうと、かえって関係がこじれる原因になりかねません。ここでは、スムーズに問題解決へと進めるための「伝え方のコツ」と「クレーム時のポイント」をご紹介します。
①冷静に、具体的に伝えることが第一
不満があっても、まずは冷静に状況を整理し、相手にわかりやすく伝えることが大切です。「ここが気に入らない」と感情的に伝えるのではなく、「外壁の西側にムラが見える」「色が見本と違って感じる」など、具体的な場所と内容を説明することがポイントです。
また、「いつ」「どのタイミングで」気づいたかも伝えておくと、業者側も原因を特定しやすくなります。
②証拠となる記録を添えて相談する
前述したように、問題箇所の写真や、見積書・契約書などのコピーを用意しておくと、交渉がスムーズに進みます。「口頭だけで説明する」よりも、「これが実際の写真です」と見せた方が説得力があり、業者側も真剣に対応してくれる可能性が高まります。
また、連絡はメールやLINEなど記録が残る方法を選ぶと安心です。万が一トラブルが長引いた場合にも、証拠として活用できます。
3:再施工や補修対応の流れと注意点
外壁塗装の仕上がりに不満があり、それが業者のミスや契約と異なる仕上がりであると確認できた場合、多くのケースでは「補修」や「再施工」といった対応を求めることが可能です。ここでは、その具体的な流れと注意点をわかりやすく説明します。
①まずは業者に正式な連絡を入れる
問題があることがわかったら、なるべく早く業者に連絡しましょう。時間が経つと「自然劣化」や「環境の変化」と判断される可能性もあるため、気づいた段階で連絡するのがベストです。
②現地確認と原因調査
業者が誠実な場合、日程を調整して現地確認を行い、施工の不備やミスがないかを調査してくれます。
ここで重要なのは、あいまいな説明に流されず、「どの部分がどう問題なのか」「原因は何か」をしっかり確認することです。
たとえば、色ムラがある場合、「これは乾燥途中だから問題ありません」と言われたとしても、数日経っても改善されなければ再確認を依頼して構いません。
③補修・再施工の実施と確認
問題が確認されると、業者側から「補修」や「再塗装」の提案があります。特に信頼できる業者であれば、追加費用なしで対応してくれるのが一般的です。
ここで大切なのは、補修内容と範囲を文書で残しておくこと。口約束ではなく、簡単でも良いので書面を交わしておくとトラブルを防げます。
補修が完了した後は、必ず自分の目で仕上がりを確認しましょう。日を変えて、時間帯を変えてチェックするのも効果的です。不安な場合は、第三者(住宅診断士など)に見てもらうのもおすすめです。
④再施工を拒否されたときの対処法
万が一、業者が「うちには責任がない」「補修はできない」といった対応をしてきた場合には、消費生活センターや住宅関連の相談窓口に相談しましょう。法的な助言を受けることで、状況を打開できるケースもあります。
▼ 再施工を断られた場合
以下に相談できます。
-
消費生活センター
-
住宅紛争処理センター
-
工事瑕疵保険の利用
4:仕上がりトラブルを防ぐためにできる準備と確認ポイント
外壁塗装のトラブルは、施工後に気づくケースがほとんどです。しかし、事前の準備や確認をきちんとしておけば、多くの仕上がり不満は未然に防ぐことが可能です。ここでは、工事前にやっておくべきポイントをわかりやすくご紹介します。
①色の選び方は「サンプルだけに頼らない」
塗装でよくあるトラブルの一つが、「色がイメージと違った」というものです。カタログの小さな色見本だけで決めると、実際に外壁に塗ったときに全然違って見えることがあります。
そこでおすすめなのが、A4サイズ以上の大きめの色サンプルを見ること。実際の壁に当ててみて、日中と夕方、曇りの日など光の加減でもチェックしましょう。さらに、試し塗り(試し塗装)をお願いできるか相談するのも有効です。
※塗装店によって試し塗りを行っている所があるため事前に相談してみると良いでしょう。
②細かい仕様まで見積書で確認する
見積書や契約書には、必ず「塗料の種類」「塗る回数」「下地処理の有無」「養生の範囲」などが記載されています。これらをしっかり読み込むことで、あとから「こんなはずじゃなかった」と思うリスクを減らせます。
特に、「下地処理をきちんと行うかどうか」は塗装の仕上がりや持ちにも大きく影響します。わからない言葉があったら、遠慮せずに業者に質問することが大切です。
③施工前の立ち会いと写真撮影
工事が始まる前に、業者と一緒に家の状態を確認しておくことも重要です。劣化場所を事前に共有しておくことで、施工ミスの防止につながります。
また、施工前の外壁の状態を写真で残しておくと、あとで問題が起きたときに比較しやすくなります。スマホで構いませんので、全体と気になる箇所を撮影しておきましょう。
④家族とも意見を共有しておく
色や仕上がりの希望は、家族全員で話し合って決めておくと安心です。たとえば、奥様は落ち着いたベージュがいいと思っていても、ご主人は明るい色を希望していた、というように意見の違いがあとから出てくるとトラブルの原因になります。事前に話し合って、希望をしっかり業者に伝えましょう。
5:失敗しないための業者選びのコツ
外壁塗装のトラブルを防ぐには、信頼できる業者を選ぶことが最も大切なポイントです。どんなに良い塗料を使っても、業者選びに失敗すれば満足のいく仕上がりにはなりません。
ここでは、業者選びで後悔しないために押さえておくべきポイントを解説します。
①「安さ」だけで決めない
見積もりを比較していると、つい金額の安い業者に目がいきがちです。でも、極端に安い業者には注意が必要です。なぜなら、「塗る回数を減らす」「質の低い塗料を使う」「下地処理を省く」といった手抜き施工につながるリスクがあるからです。
もちろん安くても丁寧な業者はいますが、「適正価格」であることを重視しましょう。相場とかけ離れて安い場合は、その理由を必ず確認してください。
②実績・口コミ・保証内容をチェック
業者を選ぶときは、過去の施工実績や口コミ評価、保証内容などをしっかり確認しましょう。特に、第三者の口コミサイトや地域の評判は信頼性が高いです。
また、施工後の保証があるかどうかも非常に大事なポイントです。保証があれば、もし仕上がりに不具合があったとしても、業者が補修してくれるので安心です。最低でも「5〜7年保証」があると理想的です。
③訪問販売には慎重に
最近増えているのが、「近くで工事をしている者ですが…」と突然訪問してくる業者です。こういった訪問販売業者は、その場で契約を急がせたり、不安をあおったりすることが多いので注意が必要です。
もし話を聞くことになっても、その場で契約はせず、必ず家族と相談してから判断しましょう。また、複数の業者から見積もりを取ることで、冷静に比較検討ができます。
④地元で長く営業している業者は安心感あり
長く地元で営業している業者は、地域の評判を大切にして丁寧な仕事をしているところが多いです。何か問題があってもすぐに対応してくれたり、相談しやすかったりするのも大きなメリットです。
「施工後も長く付き合えるか」「何かあったときにすぐ対応してくれそうか」といった”信頼できる関係を築けるかどうか”も大切な判断基準です。
まとめ:満足のいく外壁塗装のために、冷静な対処と事前準備がカギ
外壁塗装は、見た目を整えるだけでなく、住まいを長持ちさせるための大切な工事です。しかし、仕上がりに違和感を覚えたときは、まず落ち着いて 契約内容・見え方の条件・気になる部分の記録 を確認しましょう。冷静に事実を整理して伝えることで、トラブルは円満に解決しやすくなります。
また、多くの仕上がりトラブルは 事前の準備 で防げます。
色の確認、仕様のチェック、施工前の打ち合わせなど、ひとつひとつを丁寧に進めることで「思っていたのと違う」を避けられます。
そして何より大事なのが 業者選び。
価格だけで判断せず、実績や保証、対応の丁寧さなどをしっかり比較して、信頼できる業者を選ぶことが満足度に直結します。
外壁塗装は “失敗した後で考える” のではなく、
“失敗しないように準備する” ことで成功へ近づきます。
あなたの住まいが長く美しく保てるよう、今回のポイントをぜひ参考にしてください。
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